吉田輝星選手はスポーツマウスピース 私は就寝時にマウスピースを使っています 歯ぎしり、くいしばりに効果あると思います
こんにちは、だるまどん堂書店です。
私は中学生の頃から歯ぎしりが激しくて、隣の部屋にいる父から心配されたことがあります。
大人になってからも治りませんでして、嫁からは「イビキと歯ぎしりが両方酷い」と言われたことがあります。
スムーズに?歯ぎしりできているときは、歯がすり減ります。
歯がこすれる音がしていないときは、食いしばりの状態になります。
これはどちらかがマシということはなくて、両方こまりものなのです。
私は最近、歯ぎしりによって歯がすり減り、とがった部分ができてしまいました。とがった部分で舌をかんだり、切ったりするので痛みがあります。寝てる間にやってしまうので、用心もままなりません。
食いしばりについては、そのデメリットがあまり知られていないと思います。
まず、顔の筋肉がコリます。朝起きた時に顔がだるいのです。
歯はすり減りませんが、その代わり歯茎がダメージを受けて、歯茎が下がります。
これば歯が抜けることの遠因となりますし、グラつきが生じると硬いものが噛めなくなったりします。ある意味、歯ぎしりよりもダメージが大きいのが食いしばりです。
歯ぎしりと食いしばりから、歯と歯茎を守るのがマウスピースです。
最近は薬局でも売っているらしいですね。
私の物は歯医者で作ってもらいました。
右がA歯科で作ってもらったプラスチック製のもの。左がB歯科で作ってもらった樹脂製のもの。
プラスチック製のものは固く、厚いです。歯医者さんが削って調整して薄くなっていくので、作った当初が一番厚くなっています。
歯科技工士さんが医内でつくることができるようです。
使ってみた感想としては厚い、そして滑りがいい。滑りが言い分、歯ぎしりの対策に有効かと感じました。厚い面については、慣れていない人には苦痛が大きいかもしれません。寝にくい面もあります。
厚くて固いので、食いしばりが激しいひとは、一時的に顎が痛くなることがあります(私がそうでした)。
一方、樹脂製のものは軟らかく、食いしばるタイプの人でも顎の痛みは生じません。しかし、院内では作成が難しいのか、外注になるようです。
また、薄く柔らかいので、調整の幅は小さいと思われます。また、歯ぎしりが激しい人は、すれて部分的に穴が開く場合があります。
では、歯ぎしりと食いしばりの両方をしてしまう人はどちらが良いのか?
今の私は軟らかい樹脂製を使っています。固いタイプは過去に使っていましたが、最近は顎に痛みが生じるようになったので使っていません。
皆さんが使うなら、自分が歯ぎしりタイプなのか食いしばりタイプなのか、確認してから選んでみてはどうでしょう。
ちなみに今年の夏の甲子園で活躍した金足農業高校の吉田君は試合中にマウスピースをしていますね。
スポーツマウスピースだと思いますが、歯の保護のためには良いとおもいます。
なんせ、世界のホームランキング、王貞治さんの現役引退の理由は、思うようなバッティングができなくなったからではありますが、その裏には歯の痛みがあると聞いています。
打撃のインパクト際、かなりの力が歯にかかるそうで、長い間のプロ野球生活の有田に奥歯を痛めてしまったのだとか。
この時代に吉田選手のようなマウスピースがあれば、王選手の現役生活を、もっと長くすることもできたかもしれませんね。
そんなこんなで、マウスピースは、使用目的は人それぞれですが、かなり効果のあるものだと思います。
歯や歯茎に不安のある方は歯医者さんで相談してみる価値はあると思います。なんせ、歯が折れたり、すり減ったり、歯茎が下がって歯が抜けたり、そんなことが起きてからでは遅いですから。
違和感があったら早めの受信が吉だと思います。